1 はじめに 『さいたま市学校教育ビジョン』(平成203月策定)

さいたま市の目指す子ども像:ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども

◆将来なりたい職業を見つけられる子ども

◆自分の言動に責任のもてる子ども

 ◆クリティカル・シンキングのできる子ども

 「知・徳・体」(不易)に「社会に適応し生き抜く力(コミュニケーション)(今日的課題) を加える

学校・家庭・地域・行政が連携・協力して、

       ・知(確かな学力)  ・徳(豊かな心)

       ・体(健やかな体)  ・コミュニケーション(豊かなかかわりあい)

                                           のバランスのとれた子どもをはぐくむ。

学校の目標  子どもに「生きる力」をはぐくむ教育を提供する
       ○「知」「徳」「体」「コミュニケーション」のバランスを大切にした教育の実践

          ○一人ひとりの子どものよさを生かした、確かな学力の向上

学校教育の指針 1 確かな学力をはぐくみ、個性を生かす教育の推進

               2 豊かな心と健やかな体をはぐくむ教育の推進

               3 豊かなかかわり合いを大切にする教育の推進

               4 地域に根ざした信頼される学校づくりの推進

※ 社会の変化に合わせて教える内容や指導法は変化するが、教育活動を展開していく上で、常に原点を忘れず、目的を見失わずに職務を遂行していきたい。


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《目指す生徒像》

○「知」 自ら課題を見つけ、よりよい解決を求めようとする、「進んで学習する生徒」

  基礎的基本的な知識・技能を身に付けた生徒

  わかるまで考えようと粘り強く努力し、学ぶ喜びを味わえる生徒

  知的好奇心、探究心、向上心旺盛で、主体的・対話的に深く学ぼうとするアクティブな生徒

  思考力・判断力・表現力を身に付け、クリティカル・シンキングのできる生徒

○「徳」 自他を尊重するとともに、正義を愛する心、感動する心をもった、「心豊かな生徒」

自尊心を持つとともに、友達や家族など、相手の立場を尊重し、思いやる心を持った生徒

  周りのために役立つことをしようとする生徒

  適切な善悪の判断ができ、約束事をしっかり守ろうとする生徒

○「体」 心身の健康の大切さを知り、自ら積極的に鍛えようとする、「健康でたくましい生徒」

  基本的生活習慣を身に付け、規則正しい生活に努め、自らの健康を大事にする生徒

  進んで運動し、体を鍛える生徒

  望ましい食生活や睡眠など、規則正しい生活に努め、自らの健康を大事にする生徒

○「コミュニケーション」 他者と「話」をし、「輪」「和」を築く、
                          「豊かな人間関係をつくれる生徒」

  進んで声をかけ、挨拶ができ、笑顔で「対話」「会話」のできる生徒

  他者と互いに認め合い、協力し合う、「輪」「和」を築くことができる生徒

《目指す学校像》

○生徒が、学ぶ楽しさ、生きる喜びを味わえる学校

○教職員が、やりがいと誇りを持てる学校

○保護者・地域の期待に応え、信頼され、愛される学校

 

3 本年度の学校経営の5つの柱

~創意を生かし、誇れる学校づくりを推進する~

(1)基礎体力と機動力のある組織づくりを一層推進する。

(2)生徒の確かな学力定着のために、教職員の指導力を高め、授業の充実を図る。

(3)生徒の豊かな心を育てるために、一人ひとりを大切にした積極的な生徒指導を展開する。

(4)安心・安全で、「学びの場」にふさわしい教育環境づくりを一層推進する。

(5)家庭及び地域との連携の一層の強化を図り、信頼され、愛される学校づくりを推進する。

 

4 本年度の努力点

(1)基礎体力と機動力のある組織づくりを一層推進する。

○全教職員の創意を生かし、学校経営への積極的な参画を進める。そのために、共通理解を大切にするとともに、主任を中心に各学年・各分掌・各部会の活性化を図り、縦・横の連携・協力体制を確立する。

○「報告」「連絡」「相談」「見届け」の徹底や起案システム等を通し、組織力の一層の強化を図る。

○教職員が本来の業務により力を注げるようにする。そのために、校務の効率化やスクラップ&ビルド等、学校における働き方改革を進める。

(2)生徒の確かな学力定着のために、教職員の指導力を高め、授業の充実を図る。

○授業の質を高める。

・学習規律の確立と維持に努める。

・全国学力・学習状況調査やさいたま市学習状況調査、新体力テストの結果を分析して課題を明らかにし、授業の改善につなげる。

・「よい授業」の4つの視点を意識して、授業の改善と実践に努める。

・主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から指導方法を見直す。

・授業の改善に加え、少人数指導の充実など効果的な指導体制を工夫する。

○適切な計画の下、授業時数を確保する。

○信頼性・客観性のある評価を行う。

○生き方指導としての進路指導を充実させ、生徒の学習へのモチベーションを高める。

○教職員一人ひとりの資質向上に努める。そのために個々のキャリア等にも留意しながら、学校内外のさまざまな研修の機会を積極的に活用する。

(3)生徒の豊かな心を育てるために、一人ひとりを大切にした積極的な生徒指導を展開する。

○「心を潤す4つの言葉」をはじめとする挨拶や礼儀、マナー、掃除、チャイム着席 など、当たり前のことが当たり前にできる人間に育てる。そのために、共通理解・共通行動の下、軸のぶれない指導をする。

○生徒の人格を認め、その思いを受け止めて受容する一方、場合によっては「ダメなものはダメである」ことを毅然とした態度で示し、指導する。

○ユニバーサルデザインの考え方を取り入れて生徒理解に努め、「認め、励まし、伸ばす」指導を行う。(長所を見つけて伸ばす指導の実践)

○スクールカウンセラー、さわやか相談員、養護教諭、スクールアシスタント、スクールソーシャルワーカー、関係職員、関係諸機関等と連携するなど、教育相談を充実させ、生徒に寄り添う。

○道徳教育を充実させ、いじめや差別をなくし、思いやりの心、自他の生命を尊重する心を育てる。

○学校行事や生徒会活動、部活動等を通して、目標達成に向けてひたむきに全力で取り組む経験をさせる。

(4)安心・安全で、「学びの場」にふさわしい教育環境づくりを一層推進する。

○「時を守り、場を清め、礼を正す」

○落ち着いた雰囲気の中で一日が始められるように、朝読書を実施する。

○「清掃は心を磨く授業」、環境美化活動を推進する。

○言語環境を整備し、お互いを尊重し合う場づくりを推進する。

○生徒の活動や活躍を示し、積極的に評価する掲示教育を充実させる。

○施設、設備の有効活用を図り、安全点検の励行と計画的な修繕を実施する。

○教職員及び保護者、地域の危機管理意識の高揚を図り、学校・地域全体の安全度を高める。そのために安全マニュアルの改善、具体的場面を想定した訓練、研修を実施する。また、登下校時の事故防止、不審者対策等のため、学校での指導を徹底する。

(5)家庭及び地域との連携の一層の強化を図り、信頼され、愛される学校づくりを推進する。

○組織マネジメントを確立し、説明責任を果たせる学校づくりを進める。

○学校評価を学校づくりに生かす。

○地域の教育力、教育資源を学習に取り入れ、生かす。(土曜チャレンジ授業、小学校との連携)

○家庭訪問や三者面談、各種たよりの発行等を通して、学校からの情報発信と、家庭・地域からの意見・要望の受信に努め、情報連携、行動連携を強化する。

 

5 全教職員の共通行動事項

(1)報告・連絡・相談・確認・見届け

☞決裁・了承・了解・指示・確認のもと、共通理解の上で実施・実行し、最後まで見届ける。

(2)凡事徹底

☞当たり前のことを当たり前に行う。法令遵守。ムリ、ムラ、ムダをなくす。やりきる。

(3)時を守り、場を清め、礼を正す

☞遅刻厳禁、身の回りの整理・整頓、挨拶の励行、接遇を強化・徹底する。その立ち居振る舞いで生徒によい手本を示す。

(4)3つの“ワーク”

☞「チームワーク」:単独では難しいことでも組織で対応すればできることがある。チームのメンバーがもつ知識や経験を総動員する。

「フットワーク」:まず「動く」、動きながら「考える」「改める」方がよいこともある。最もよくないのは、急ぎ対応しなければならない局面で、一人で考え込んで結局何もしないこと。

「ネットワーク」:分掌内や学校内だけで解決することにこだわる必要はない。分掌外や学校外の力も活用できるものは有効に活用する。

(5)組織の一員としての自覚と自律

☞教職員相互の気配りの多寡によって、111020になることがある一方、100199でなく0やマイナスになることもありうるという思考回路を持つ。

 本校の創立は、昭和52年4月1日、大宮市立春里中学校より分難し、現在地に大宮市立七里中学枚として開校した。昭和57年4月1日に大宮市立大谷中学校を分離(本校より分離)し、平成29年度で創立41年目を迎えた。
尚、平成13年5月1日、旧大宮・浦和・与野市の三市合併に伴い、校名を、さいたま市立七里中学校と改称する。

本校は、七里と言われるとおり七つの村(蓮沼・大谷・東宮下・東門前・新堤・風渡野・膝子)が統合し、七里の地名となる。その名のとおり、周囲が田園や緑に囲まれた自然環境に恵まれた中にある。
 正門を入ると四季折々の草花が咲き、校地内には桜や椿、銀 杏の木等の記念樹が多数植樹されており、花と緑に囲まれた潤いのある環境を作り出している。

本校は、平成5年度に文部省より国際教育協力校、帰国子女教育協力校の委嘱を受けて以来、国際教育を基盤として、教育活動を進めてきた。平成5年度には、メイ文庫を通してマレーシアの小・中学生と絵を通しての交流(現在も実施)、平成7年度には旧大宮市の姉妹都市アメリカ合衆国ペンシルバニア州のランカスター リンカーン中学校との姉妹提携に関する協定書を結び交流し、平成9年度にはアフリカ国ガーナとの交流が始まる。

 平成12年度末には、中国蘇州光福中学校の谷金輝校長先生の七里中学枚訪問に伴い、光福中学校との交流等が始まり、国際教育を基盤として数カ国との交流を行っている。

 現在は、外国との交流等を通しての国際理解教育や、環境教育にも力を注いでいる。環境教育(総合的学習)については、教育新聞やインターネットの環境教育等にも紹介された。
その他として、本校は、「笑顔あふれる学校、元気な子ども、元気な先生」をモットーに、一人ひとりの子どもたちが明るく、充実した学校生活を送る事ができるよう、全教職員による教育相談の充実を図っている。また、「いのちの学習」として、助産師を講師として招き、いのちの大切さを学ぶとともに、多くの方々のおかげで自分自身が存在していることや、感謝の気持ちをはぐくみ、あたたかい集団づくりとなる機会を設けている。

・次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業実施校の指定(文部科学省)平13~15年度
・帰国・外国人児童生徒と共に進める教育の国際化推進地域の指定(文部科学省)平13~14年度
・生徒指導(心の教育モデル地域)の指定(さいたま市教委)平21・22年度

・生命尊重教育の研究指定(さいたま市教委)平24年度
・国語力向上「いきてはたらく国語力を育てる指導方法の工夫」<br>
            ~確かに伝え、豊かに表現する言語力の育成~(平26・27年度)
・進路指導・キャリア教育の研究指定(さいたま市教委、県進路指導、キャリア教育研究会)
                               (平29年度)
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3つのG(Grit,Growth,Global)

 本校では社会を生き抜く力をはぐくみ、多様な個性が生かされる教育の推進を図っています。

 Grit・・・・・・やり抜く力で真の学力を育成します

     アクティブラーニングの視点から、ICT教育の充実や実践を図ります

 Growth・・・一人一人の成長を支え、生涯学び続ける力を育成します

     学校・家庭・地域・行政の連携・協働による教育を行い、コミュニティスクール制度の構築を行います

 Global・・・国際社会で活躍できる人材を育成します

     夢と自信をもち、未来へ飛躍する人材の育成をするために、「グローバル・スタディ」の充実を図ります
さいたま市立七里中学校 
           校長  槙山 正春

開校42年目を迎えた今年度、七里中学校では、これまで学校教育目標に掲げてきた「輝く笑顔 誇れる学校」をさらに追求していきます。

学校は、生徒のためにあるものです。この当たり前のことを再確認し、生徒が「今日、学校で勉強して、また一つ成長したな」、「明日はどんなことがあるのかな」と希望に胸をふくらませて毎日通いたくなる学校にしていきたい、生徒一人ひとりを大切にし、その成長を教職員一丸となってサポートしていきたいと思います。

具体的には、まず、学校のあらゆる教育活動の中で学校の存在価値とも言える「授業」を最優先に考え、生徒一人ひとりに確かな学力《知》を身に付けさせたいと思います。

また、授業に加えて学級や学年の諸活動、あるいは生徒会活動や部活動などを通して、豊かな情操《徳》を育むこと、健康でたくましいからだ《体》をつくること、人と人とのかかわりを大切にする豊かな社会性《コミュニケーション》を高めていくことも、学校に課せられた大きな役割だと考えています。

これらを実現するためには、ご家庭や地域との連携は欠かせません。学校から情報発信するとともにご家庭や地域の声にはしっかりと耳を傾けていきたいと思いますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


 



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